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虎と龍に会いに、芦雪展へ!

芸術の秋。

先日は、こんな展覧会へ行ってきました。

愛知県美術館で開催中の『長沢芦雪展』。

 

美術館へ行く前に、まずは地下2Fのナディッフ愛知へ。

芦雪展会期中のみ販売のトートを入手するためです。

品切れが続いたようですが、ようやく入荷したと聞いて・・・。

かわいい子犬トートは全部で3種類。

どれにしようか迷ってしまいましたが、横座りが愛らしいこの子に決定。

江戸時代の子犬は『びょ』と鳴いていたようです。(笑)

 

しっかりトートを入手した後に、いよいよ会場へ。

平日、開館ほどなくの時間でしたが、思いの外賑わっていました。

若い方に人気の展示らしいですが、この日は年配の方が多かったです。

 

初期から晩年まで順に観ていくと、画風の変化も楽しめたし、

芦雪の師匠 丸山応挙と、同じ題材の絵を並べたものも面白かったです。

孔雀と花々、美人画、鹿。

どの絵も、応挙のものは上品で、どこまでも美しい。

やっぱり素晴らしいなぁと感嘆するけど、ある意味優等生な絵で面白みは無い。

それに比べて、芦雪のものは、ちょっと癖が強くて、好き嫌いが分かれそうだけど

良くも悪くも印象に残る感じ。

他の絵も観て思ったのは、応挙は正統派の絵師だけど、

芦雪は大胆な構図やアイデアが光る、グラフィックデザイナー寄りなのだなぁと

いうこと。(もちろん、絵師としての力量もバッチリな上で!)

 

動物たちの、ほわほわとした毛並みや、表情の豊かさ、

枯れた葉のカサッとした感じ、柔らかな花びらの感触が伝わってくるような絵に

圧倒されました。

 

特に、目玉でもある、和歌山県無量寺の襖絵『虎図襖』、『龍図襖』の再現展示の

素晴らしさといったら!!

無量寺のしつらえそのままに、座った時の目線で鑑賞出来るのです。

しかも、ガラスケース越しでなく、至近距離で!

畳まであって、い草の良い香りに包まれながら、観たくて堪らなかった襖絵を堪能。

 

左手に虎図。

こちらに飛び掛かって来そうな大きな虎!

でも、その表情は、にゃんこの様で愛らしい。

しっぽの先もくるりとしています。

他に虎の絵もあって、そちらには猫感は全くなかったので、

襖絵の方は意図的にこう描かれたものだと分かります。

親しみやすさの演出なのでしょうか・・・。

 

右手には龍図。

鋭いカギ爪に、開かれた大きな口。

それでも、その眼はちょっととぼけた表情を見せています。

 

ちょうど中央に立ってみると、部屋の奥から2頭がうわっと

飛び出して来たみたいに感じます。

 

お隣の部屋、虎図の真裏には、『猫図』があります。

魚を取ろうとしてる猫が描かれているのですが、裏側の虎図の虎は、

実は狙われている水中の魚から見た猫なのでは?という説があるそうです。

 

龍図の裏には、『唐子遊図』があります。

こちらは、勉強せずに落書きしていたりする子供たちの

ほのぼのした様子が描かれています。

 

ちなみに、襖絵の画像はもちろん本物ではなく、

会場の外にあるフォトスポットで見られる再現ミニチュアです。

 

こんなにも大胆な絵があると思えば、ものすごくシンプルで美しい月の絵が

あったり、3.1cm四方にぎっしりと描かれた、小さな五百羅漢の絵も。

約4か月南紀に滞在した後に描かれた絵には、蘇鉄が描き込まれていたのも、

南紀らしさがあって面白かったです。

油絵のように、絵の具がこってりと厚盛された実験的な絵もありました。

 

人気だったのは、やはり仔犬の絵。

繰り返し描かれていて、何枚もの絵に登場しているのですが、

その絵の前では、みんな笑顔になっているのが印象的でした。

ある老夫婦も、「首、太いなぁ。ころっころやなぁ。」と夫が言えば、

妻が「あらあら、まぁ〜。」、そして同時に「かっわいいなぁ。」

「かわいいですねぇ。」。そんなお二人が可愛らしかったです。

 

大満足で会場を出ると、並んだグッズの数々。

クリアファイルと、チケットファイル、ポストカードを買ってしまいました。

可愛い虎ちゃん、龍くんを連れて帰れて嬉しい♪

 

今回、特製お干菓子付きの限定スペシャルチケットを買っていたので、

その引き換えも。

無量寺のある和歌山串本町にある老舗和菓子舗

「うすかわ饅頭 儀平」謹製です。

 

虎図の掛け紙の箱を開けると、中には芦雪の印章をかたどった和三盆が。

美味しいお茶を淹れて、少しずつ頂こうと思います。

あんな絵、こんな絵を思い出しながら・・・。

 

会場の外には、こんなフォトスポットもありましたよ。

この右手に、襖絵のミニチュア模型も置いてあります。

 

見応えたっぷりで、観に来て本当に良かったなぁとしみじみ。

それにもうひとつ、嬉しかったことが。

グッズを購入した時、レジの方が、かつてのお客さまだったのです!

声を掛けて頂いて、ちょっとだけお話出来ましたが、懐かしかったです。

 

良い1日でした!

author:スーベニイル, category:おでかけ, 15:51
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エルメスの手しごと展 〜その2〜

いよいよ最後のお部屋です。

 

次は、ネクタイ縫製の職人さん。

正方形のシルク地に、ネクタイ2本分がシルクスクリーンプリントされています。

これはロールで刷り上がったものを切った状態。

プリントされたネクタイ型に裁断する時には、数枚を重ねて

いっぺんにカットするのだそう。

 

普通のネクタイでは、裏地を全面に使っていますが、エルメスでは裏地は

大剣と小剣の先の方だけに使い、内側に3枚重ねにしたウールと綿の芯地を

張っています。

そうすると、ふんわりとしたボリューム感が出るそうです。

白っぽい芯地に比べて、ネクタイの生地がずいぶん大きめ。

一度折り込んで芯地を包むことで、少し重さが出て、ネクタイを締めた時に

程良い重さで下がるのだそう。

 

こちらの職人さんは、在宅で、ここからの手縫いの作業を担当されています。

芯地には、"N6"のスタンプがポンと捺されています。

(よく見ると画像の下の方に写った芯地に捺してあります。)

Nは、お宅のある地名のイニシャルです。

人の作り出すものなので、時には何か間違いのあることも・・・。

そうした時に、誰が担当したものなのかがすぐに分かるようになっているのです。

ただ、誰なのかを突き止めて罰するためでなく、一人で作業すると

いうこともあって、気づかずに間違いが癖になってしまうのを

防ぐためなのだそうです。

 

芯地を包み込んだら、1本の糸だけで縫い上げて行きます。

そうすることで、しなやかな使い心地になるそうです。

指定の長さちょうどに収まるように、台には目印の線が引かれていました。

少しづつネクタイの長さも調整しながら、仕上げて行きます。

 

 

いよいよ、エルメスといえば!のスカーフ、"カレ"の縁かがり職人さんです。

色とりどりのカレ。

この最後の仕上げが、この職人さんの仕事。

 

台の上に裏側を上にして張ったスカーフの端を、くるくるっと巻き込んでから、

シルク糸を使って、だいたい1cmくらいの間隔で巻き縫いして行きます。

縫い目が表に出ないように、巻いた縁がつぶれないようにふんわりと。

最初の玉止めはせず、最後も玉を作らずそのまま針を抜いて、

布端に巻き込んでしまいます。

新しく糸を足すときにも、ほどけないように数針分同じところを

縫ってから縫い進めます。

そうすると、スカーフの端のどこを触っても、玉止めのゴロっとした感触が

しないからなのだそう。

そんなささいなところにも拘りが感じられます。

ちなみに、1枚のスカーフの縁をかがるのには、45分程かかるそうです。

 

一番最後の仕上げは、角の処理。

伸びやすい綾織の生地なので、きちんと90度に仕上げるのは難しいのだとか。

角の嵩張る生地は、チョキンとハサミで切り落とします。

角は巻いた後、針でこすってシャープに。

美しく仕上がっています!

 

 

そんなスカーフをプリントするのに欠かせないのが、

シルクスクリーン製版の職人さん。

大きなタブレットを使って、デザインデータを色別に分解します。

 

デジタルだからといって、簡単に分けられる訳ではなく、

タッチペンで、細い輪郭線をトレースしたり、濃淡やぼかしなどの効果も

付け加えて行きます。

 

例えば、このカラフルなデザイン、一体何色使われているのでしょうか?

ずいぶん多そうです。

シルクスクリーンの版は、1色につき1版作ります。

だから、30色使われたデザインなら、30色分の版に分ける作業が必要になります。

 

 

版が作られたら、シルクスクリーンプリント職人さんの出番。

真っ白なシルク地を台に張って、フレームに張られたメッシュ状の版を乗せます。

1色目のインクを端に乗せて、ゴム製のスキージーで刷り込みます。

インクは、版のメッシュを通ってシルク地にプリントされます。

それが終わったら、また次の版とインクを使って・・・と同じ作業を

デザインに使われた色数の分だけ繰り返して行きます。

 

たくさんのインクの容器が並んだ棚。

なんだか職人さんがバーテンダーに見えて来てしまいました。(笑)

"人を酔わせる"という意味では、共通しているのかも!?

 

KITTEの会場は、これでおしまい。

一流の職人さんの仕事が目の前で見られて、質問にも答えてもらえるし、

運が良ければいくつかは体験もさせてもらえます。

いつまで眺めていても飽きないので、時間さえあれば1日中見ていたい!

本当に入場料無料でいいの?と思うくらい、贅沢な時間でした。

 

それに、職人さんもスタッフの方々も皆、素敵にカレを巻いているのが

印象的でした。

しかも、誰一人として同じ巻き方の方が居ないのです。

それぞれがさり気なく巻きこなしている姿を見ていたら、

自分もカレが欲しくなってしまいました。

 

興奮さめやらぬ気持ちで、このままジェイアール名古屋タカシマヤ3Fの

エルメスのお店へ!

もう、何かしら買って帰りたい!!というのもやまやまですが、

残念ながらそんなご身分ではありません。

名古屋会場では、タカシマヤのエルメスで「サンルイ ペーパーウェイト展

2017」を開催中。

こちらで、クリスタル職人さんの仕事を360°VR映像で見られるのです。

勇気を出して、ラグジュアリーな空間へ足を踏み入れてみると、

お店の右奥に、美しいガラスのペーパーウェイトが並んでいました。

直径10冂の球体の中に、細かな花びらが重なり合う花が咲いていたり、

ビーズを敷き詰めたようなカラフルな世界が広がっていたりと、

眺めていると眩暈を起こしそうな細工の数々・・・。

すると、スタッフの方がVRの案内をしてくださいました。

椅子に座ると、エルメスのオレンジの紙箱から取り出されたのは、

VRに皮脂が付かないように、目元に着けるマスク!

横長に穴が空いたそれを目にあててから、VRのマシーンをつけます。

広い工房の中で、職人たちの働く様子が、まるでそこに居るかのように

感じられました。

吹き竿の先に溶けたガラスを巻き取る作業、竿に息を吹き込みながら回して

ガラスを膨らませる作業など、それぞれの作業を専門の職人さんが

分担しているそうです。

 

 

見応えたっぷりの今回の展覧会でしたが、日本での開催は

「手仕事やモノ作りについてあらゆる観点で理解の深い国だから」という

理由なのだとか。

なんて嬉しいコメントなのでしょう!

 

とにかく、まだ見に行っていない方は是非!!

エルメスファンでなくても、モノ作りに興味のある方は存分に楽しめますよ。

 

 

そういえば、夏の終わりに「ツイリー ドゥ エルメス」という新しい

フレグランスが発表されたのですが、タカシマヤではコスメフロアを

通る人々に、香りを吹きかけたあるものを配っていました。

普通なら、ムエットやリーフレットだと思いますが、

エルメスでは、ロゴ入りのあの茶色いリボンだったのです!

エルメス、とことんお洒落だなぁと感心していたところに、今回の手しごと展。

すっかりエルメスにハートを掴まれてしまいました。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 15:26
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エルメスの手しごと展 〜その1〜

とっても楽しみにしていた、エルメスの手しごと展を観に行って来ました。

 

3月に東京 表参道で開催され、大好評だった展示が、ついに名古屋へ!

フランスのアトリエから11人の職人さんたちがやって来て、

その仕事ぶりが目の前で見られるという、貴重な機会。

どうして行かずいられましょうか!!

 

会場は名古屋駅直結のKITTE名古屋 3F。

2F通路から大きなポスターがズラリと貼られていて、わくわくドキドキ・・・。

 

入り口では、リーフレットと、ちびっ子の見学用に作られた

首から下げられる紐つきのかわいい冊子がもらえます。

さらに、『エルメスの世界』という豪華な冊子まで!

 

会場を入ってすぐに観られるのは、石留め職人さんの仕事。

隙間なくダイヤモンドで埋め尽くされた、馬頭のデザインのブレスレットに

小さな小さなダイヤを留めていく作業。

なんと、カットやサイズの違うダイヤが2,500粒以上使われるそうです!

 

これは別の宝飾品ですが、こんな風に宝石をひとつづつ置いていくための

穴が無数に空いています。

こんな小さな穴にどうやって宝石を置いていくのかというと、

キリのように先の細いピンセットに唾を付けて、石をくっつけてつまむのだそう。

石を置いたら、針状の道具で土台の爪を起こし、石の上に被せて固定します。

1時間で留められるのは、だいたい10個程だそうです。

想像しただけで気が遠くなりますね。

 

とても細かい作業のため、たびたび顕微鏡を使うそうです。

見学者も、代わる代わる覗かせてもらえました。

細かい!それにライトが当たると宝石が眩すぎて、文字通り目が眩みます。

すぐに目が疲れてしまいそう・・・それに、とても根気が要る作業。

ずっとこんな作業が続けられるなんて凄いです。

 

 

次は、時計職人さん。またまた細かい作業です。

シンプルなもので100個、複雑なものだと1,000個以上のパーツが

使われているそうです。

複雑な仕掛けの腕時計は、やっぱりその分厚みがありました。

 

台の上には、小さなパーツや、いろいろな形のビスを留めるためのドライバーが

何本も並んでいます。

持ち手のところが色分けされていて、どの種類のドライバーなのかが

すぐに見分けられるようになっています。

 

仕事を始めたばかりの頃は、肩に力が入って疲れやすかったけれど、

慣れるにしたがって余分な力をかけずに作業出来るようになり、

楽に仕事が出来るようになったのだとか。

細かい作業には、単眼レンズを使うようです。

レンズに、カチューシャみたいなC型の支えが付いたもので、

額にはめて固定します。

片目をギュッと閉じて見たりはせず、レンズの無い方の目は開けたまま。

レンズを付けた方の目と交互に手元を覗くそうです。

 

 

今度は、磁器絵付け職人さん。

陶器のタイルの上で、パレットナイフを使い、顔料を潰したり、

溶剤に溶かして混ぜ合わせたりします。

滑らかさが均一になったら、筆を使って絵付けをして行きます。

小指を支えにして慎重に!

 

塗り終えたところや、色を入れない部分は、専用のニスを塗ってカバーします。

これは後で剥がすことが出来るそうです。

 

この豹なんて、お腹の部分のふわふわっとした毛並みの感じがよく出ています。

これも全部手描きなのですね!

 

 

2つ目のお部屋の1番手は、手袋職人さん。

色鮮やかに染められた革がズラリと並べられています。

とっても柔らかそう!

 

その柔らかさを出すためにも重要な作業が"デペサージュ"。

スポンジで革を湿らせてから、手やヘラを使って一定方向に伸ばして行きます。

手袋の場合は、手首から指先の縦方向に伸ばしきっておいて、使っているうちに

伸びて型崩れすることのないようにしているのだとか。

手の幅の横方向は、手の動きに合わせてストレッチが効くくらいの伸ばし具合。

革がだんだん薄く、滑らかに伸ばされて行く様子は、確かに説明通り

パイ生地みたいでした。(笑)

伸ばすほどに艶が出て、しなやかになって行きます。

よく良い手袋は、「肌に吸い付くようだ」とか「肌そのものだ」と言いますが

こういった作業があってこそなのですね!

 

この後、手袋のすべてのパーツが収まる大きさに切り揃え、

"鉄の手"と呼ばれる抜型を使って裁断されます。

 

 

お次は、エルメスファン垂涎の皮革職人さん。

台の上には、組み立て途中の、エルメスオレンジのバーキンが横たわっています。

 

蜜蝋で滑りを良くした麻糸の両端に針をセットしたら、

両足の間に挟んだ台で革を固定して縫って行きます。

革通しを使って糸を通す穴を空けたら、両面からひと針ずつ糸を交差させる

"サドルステッチ"です。

もちろん、馬の鞍を縫うのもこのステッチ。

 

 

ということで、続いて、鞍職人さんです。

美しく、しかも馬と乗り手の体型にぴったりとフィットする鞍が

バッグと同じく、手縫いで作られて行きます。

パーツは出来る限り軽量になるよう、工夫されています。

 

強度の高いサドルステッチですが、使い続けているうちに糸の一部が

擦り切れてしまうことがあっても、糸が交差するように縫われているため

縫い目がほどけることは無いそうです。

 

もともとは馬具工房として始まったエルメス。

現在も変わらず、伝統的な製法で鞍が作られ続けていることに驚かされます。

 

 

 

まだまだ見所たっぷり!

〜その2〜に続きます。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 15:19
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ビーストに会いに 〜その2〜

男性陣は、ストランドビースト進化系統樹に夢中でした。

よく恐竜展などで目にする、ジュラ紀とか白亜紀とかの年代別で、

樹のように枝分かれした、あんな図です。

生物の進化として、そんな風に図まで作られているのが面白いです。

 

スケッチも沢山ありました。

 

見てまわっているうちに、とうとうデモンストレーション最後のビーストです。

 

予想よりもダイナミックな動きに、会場に湧き上がる歓声もひときわ大きい!!

 

このビーストは、風を肩のペットボトルに貯めて、その圧縮空気を利用して、

自ら動くのです。

しかも、砂浜で水を感知すると、それを避けるために方向転換までするのだそう。

是非、砂浜で見てみたいものです!

 

大満足で出口に向かうと、グッズ販売コーナーに。

どれもセンスが良く、トートバッグにTシャツに・・・と、

いろいろ欲しくなってしまいましたが、悩んだ末、DVD付きのパンフレットと、

ポストカードセットを購入しました。

ポストカードは、砂浜でのビーストの美しい姿がなんと16枚も

セットになっています。

組み立て式のミニビーストキットが大人気で、

ほとんどの方が手にされていました。

 

ついでに、ミュージアムショップも覗いてみました。

アートグッズの他に、三重で作っているジャムやお茶、伊勢型紙で染めた

和雑貨なども並んでいます。

 

そこで見つけたのが、このジャム!

手づくりジャム屋 可成屋 和操さんのジャムです。

このラベル、大好きなノラヤさんのデザインなのです。

こんなところで、ふいに出合えるとは!

 

どれも美味しそうでしたが、苺とミルク(大内山牛乳)の2層になったものを

選びました。これ、絶対美味しいやつ!!

 

それと、スーベニイル営業中にお取り扱いしていた、三重のガラス作家

comb de shio(コム デ シオ)さんのガラスアクセサリーも並んでいました。

 

県外から来ていると、その土地ならではの、こういうものが嬉しいですよね。

 

 

ゆっくり見てまわったら、とうにお昼を過ぎていました。

ここの美術館には、お洒落なレストランもあるのですが、今回は違うお店へ。

 

訪れたのは、老舗の洋食屋 中津軒さん。

 

昭和の雰囲気そのままの、落ち着いた店内。

注文を済ませたら、シルバーのカトラリーがこんな風に出てきました。

三ツ折りの紙ナプキン!

今ではなかなかお目にかかれない代物です。

しかも、お店の名前入り!!素敵です。

 

しばらく待つと、お料理が到着。

 

こちらは、名物料理の『メアベア』。

デミグラスソースに玉子をのせてグラタン皿に入れ、焼いたもので、

牛肉と豚肉、鶏肉と全部入った欲張りメニュー。

とろーり半熟玉子を崩しながら、アツアツをいただきます。

 

Aランチは、同じくデミグラスソースのかかった、ふんわりハンバーグと

サクサクっと軽い食感のカツとサラダがワンプレートになったものでした。

 

満腹です!

 

でも、もう少し足を延ばして、おみやげのデザートも買いに。

向かったのは、近鉄津駅。

何があるのかというと、井村屋のアンテナショップです!

井村屋といえば・・・の、あずきバーや肉まん、あんまんはもちろん、

ジュヴォーのメレンゲ菓子 ロカイユ(生じゃない方)や、

東京でしか営業していないアンナミラーズのケーキも買えちゃうのです。

 

ここはやっぱり、一番お目にかかれないアンミラのケーキ一択で。

りんごのタルトと、チョコバナナのタルト、

それとブルーベリーチーズケーキです♪

 

お店は駅構内にあるのですが、駅員さんにお店にだけ行きたいと告げると

改札を通してもらえました。

 

目いっぱい楽しんだ、初秋の1日でした。

Kさん、運転ありがとう〜!

author:スーベニイル, category:おでかけ, 18:13
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ビーストに会いに 〜その1〜

気になっていた、三重県立美術館の展示。

仲良しのKさんが車を出してくれるというので、

先日ようやく行くことが出来ました。

 

これです!!

テオ・ヤンセン展。

 

プラスチックのチューブを骨格の様に組み合わせた、

生き物の姿をした作品『ストランドビースト』を、砂浜で風や空気の力で動かす、

オランダ出身のアーティスト テオ・ヤンセン。

SONY、BMW、中外製薬のCMや、大人の科学で知ったという方も多いのでは。

 

平日の昼頃だというのに、すでに美術館の駐車場は満車。

人気のほどが伺えます。

それもそのはず、今回の展示はこの三重と沖縄でしか見られないのです。

 

ここを訪れたのは今回が初めてですが、広々として綺麗な美術館です。

 

入り口を抜けると、すぐ目の前にビーストが!!

2頭のビーストを接合した構造の『アニマリス・シアメシス』。

「わぁ、本物だぁ!大きい〜!」と、一気にテンションが上がります。

 

近くで見てみると、テープやプラスチックチューブにも年季が入っています。

実際に動かしているものなのだと実感して、感動・・・。

 

ちょうどデモンストレーションが始まるとの案内を聞いて、急いで展示室に。

2頭のビーストが向かい合って並んでいました。

ビーストが動くと大歓声が上がります!

この子たちは、オスとメス。求愛のダンスをしています。本当に生きているみたい!

 

次は、最新作のキャタピラ型ビースト『アニマリス・プルハス・フィリス(仮)』。

名前が(仮)なのは、三重県での開催を記念して、"プルハス"の後の部分の名前を

募集していたからです。9月に決定するそうですよ。

そして、こちらのビーストは、誰もが動かせたそうなのですが、

繊細で故障しやすいため、会期途中からは

選ばれし3名だけが動かせることになったようです。

「動かしてみたい人ー!」の声に、誰よりも早く手を挙げた妹が、

見事に選ばれました!

大きさの割には、さほど重くないけれど、床のカーペットに

引っ掛かる感じがしたとのこと。

砂浜で操作する時には、ムカデのような沢山の足が砂地に垂直に突き刺さって、

安定して移動出来るようになっているそうです。

 

ちょっと羨ましかった姉も、他のビーストを動かす列に並んでみました。

30人ほど並んでいましたが、1人動かすのに1分くらいなので、

思ったより早く順番がまわって来ました。

並んでいる間に、他の人たちが動かしているのを見ているだけでも楽しめました。

ビーストを押して動かす姿が、おじいちゃんだと耕運機に見えたり、

おじさんだと清掃の機械に見えたりするのが面白くて・・・。

押すスピードも人によって、ものすごくゆっくりだったり、

スタスタと素早かったりして、やっぱり人それぞれに個性があるのだなぁと

妙に感心してしまいました。

そんなに重くもなく動かせました。

キシキシと音を立てるプラスチックチューブの骨組みが、

なんとなく竹細工を思い出させました。

 

そんな実物のビーストの他にも、様々なものが並んでいましたよ。

 

プラスチックチューブを曲げるための型や、

 

以前使っていた部品。(化石と書いてありました!)

 

制作ノートも!

 

そのどれもが、撮影OKという太っ腹!素敵です。

とにかく見応えたっぷり!

 

 

 

それでは、〜その2〜へ続きます。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 16:56
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ゴジラ、名古屋上陸!

実は怪獣大好きな姉。

名古屋市博物館ゴジラ展が開催されると聞いて、これは行かねば!と、

しっかり前売りも買っておいたのです。

 

いざ名古屋!

博物館の入り口看板に、テンションも上がります。

 

混雑を避けて、平日の開館直後くらいにに到着したら、

ちょうど行列もなく、普通に入れました。

 

入ってすぐのロビーには、リアルなミニチュアの街並みが。

ゴジラ映画の特撮美術を手掛けてきた三池敏夫さん監修で、

細かいところまで本当によく出来ています。

ビルにゴジラ展の看板が掲げてあったり、博物館の次回の展示

"ピーターラビット展"の看板やドアラの看板も!

 

このセットは、街並みの後ろ側にまわると、ゴジラのように巨大化した感じで

写真が撮れるコーナーにもなっています。

 

私は1人で行ったので、他のおひとりさまの真似っこをして

巨人目線で、こんな風に写真を撮ってみました。

 

背景の雲には、ゴジラVSモスラ雲も混じっていますよ!

こんな遊び心に、ニヤリとさせられます。

 

入り口では、音声解説イヤホンを借りました。

今回の解説が、佐野史朗さんだったので。

 

ゴジラが生み出されるまでの資料いろいろや、歴代映画のポスター、

特撮美術班の図面や指示書、デザイン画、立体造形などなど、盛り沢山!

 

とにかく、特美班の熱が凄い。

丁寧に書かれた図面や指示書を眺めていると、現場の空気が伝わって来る様。

隅っこに「各パートの皆様よろしくお願いします」「〜したいです」なんて

書き込んであったりして、沢山の人と人とのやりとりがあって作品が

作られて行ったのだなぁと思うと感慨深いです。

しかも、壊すためのものをこんな熱量で作り込むというのが

なんだか不思議な仕事だなぁと思えて来ました。

あの場面は、こんな風に作られていたのか!と知る楽しみもあり、大満足。

 

生瀬範義氏による、貴重なアクリル画のポスター原画も4点ほどありました。

生で見るとまた迫力が違います!

 

そして、やっぱり心浮き立つのは、スーツです。

ゴジラやキングギドラのスーツが並ぶコーナーでは、イヤホンから流れる

音声解説の佐野史郎さんの声も興奮気味。(笑)

これは撮影禁止なのが残念。

 

でも、会場では撮影OKのものもいくつかありますよ。

 

2002年制作のゴジラスーツ。

ゴジラがすぐ目の前に!!

後ろ側にまわってみたり、いろいろな角度から眺めてみては、思わずため息。

どっしりとしていてカッコイイのです!

 

そして、シン・ゴジラの全身造形に・・・

 

半壊の東京駅も。

 

シン・ゴジラファンの皆さんは、実際の映画では使われなかった、

アニマトロニクスの展示に大興奮の様子でした。

 

展示の最後には、名古屋城でゴジラと戦える、

特撮体験スタジオコーナーもあります!

 

でも、大好きなゴジラと戦う気が起きず、思わず「おいで〜!」の

ポーズを取ってしまいました。

こちらは、自分でモニターを見ながらポーズを決めたところで、

係りの方が操作してくれます。

画面に映し出されたものをスマホやカメラで撮影するので、

おひとりさまでも大丈夫ですよ。

 

もちろん、グッズも買って帰りました。

会場限定のクリアファイルと、オリジナル冊子『GODZILLA 特撮現場』、

手ぬぐいです。

ファイルとオリジナル冊子は、在庫切れになることもあるみたいなので、

博物館のツイッターでチェックすると良いですよ。

(ちなみに、グッズ販売コーナーは展示会場内にあるので、

グッズだけを買うことは出来ません。)

 

帰りに名古屋駅でタカシマヤ ゲートタワーモール8Fの三省堂書店に寄ったら、

ゴジラ関連書籍のコーナーがあるのを見つけて、本も買ってしまいました。

 

高まる気持ちのまま、脳内でエンドレスにゴジラのテーマが流れ、

今はCDが欲しくてたまらなくなっています。(笑)

 

 

〈おまけ〉

和菓子好きな方、博物館のすぐ近くの山田餅本店、おすすめですよー!

豆大福やおはぎが人気のお店です。

ゴジラ好きで甘いもの好きの方は、ぜひ!

author:スーベニイル, category:おでかけ, 08:10
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いろんな発見!

ムーミンにマリメッコ、イッタラなど

日本でもおなじみのフィンランド生まれのものたち。

「フィンランド独立100年を記念して開催」ということは、つまり

フィンランドのデザインの歴史を一度に見られる機会!というわけで

『フィンランドデザイン展』を観に愛知県美術館に行ってきました。

 

入り口では、ムーミンがお出迎え。

今思えば、わたしが最初に触れたフィンランドデザインはムーミンでしょう。

そういう意味でも、入り口にいるのがふさわしいのかも。

 

平日だったので混雑もなく、ゆったりとした空間で

さまざまなフィンランドデザインに触れることができました。

どれも素敵なんですが、現在も販売されているものも多くて

展示品がどうしても『商品』に見えてしまうような。

そのデザインが生まれた背景や歴史をもう少し深く知りたかったです。

なので「はじめてデザインしたものは?」

「自分でデザインしたものの中からなにか買うとしたら?」などの

デザイナーへの質問と回答をまとめたパネルは興味深かったです。

会場でもらえる『鑑賞ガイド』もグッドデザイン。

内側にはレシピも紹介されていて、コンパクトながら充実した内容でした。

 

会場内で唯一、撮影可能なのがこちら。

いろんな色、柄のマリメッコのテキスタイルが展示されています。

中には、スーベニイルの手ぬぐい展でもおなじみだった

SOU・SOUのデザイナー、脇坂さんのマリメッコ時代のものも!

一番右にチラリと見える、カラフルな車が並んだ

『Bo Boo(ブーブー)』という柄がそうです。

 

会場の外にもお楽しみが。

展示されていた、憧れのボールチェアにも座れちゃいます!

すっぽりと体が収まる感じで、ふかふか♪

座り心地抜群でした。

 

お茶目なこの椅子にも座れちゃいます!

 

この椅子のシルエットがプリントされたポストカードが置いてあって、

自由に色が塗れる、かわいらしいコーナーもありましたよ。

 

その後、所蔵品を展示する『コレクション展』へ。

改修工事を控えた美術館にちなんで

今回は『美術館を(一足早く)解体する』がテーマ。

これが(失礼ながら)まったく予想していなかった面白さでした!

展示や修復のためなどに、美術館では日々美術品を解体しているわけですが

絵の裏に違う絵が描かれていたり、額裏にいろいろな情報が記されていたり、

X線を当ててみたら下には違う絵が隠れていたり。

思いがけない発見もいろいろあるようです。

 

所蔵品の茶道具を包んでいた紙を開いて見てみたら、実は

別の所蔵品の掛け軸の書の書き損じだった!とか

予算の関係で、上下に分かれている作品の"上"しか買えなかったけれど

違う絵を買った時に"下"を寄贈してもらえた!とか。

普段は見えていない部分に

なんてドラマティックなエピソードが潜んでいることか。

今まで観た『コレクション展』の中で、

歴代一位の面白さだったのは間違いありません。

(あくまでもスーベニイル姉妹調べですのでご了承を)
『フィンランドデザイン展』を観に行かれる方はぜひ、こちらも!

見た目は地味なのですが、普段は美術館の職員さんたちだけが

目にしているような秘密がいっぱいです。

 

 

そのあとは、中日ビルへ。全国物産観光センターに行ってきました。

気にはなってはいたものの、行ったのは今回がはじめて。

これがまた、楽しかったー。

種類は多くないものの、いろんな県の特産品が買えるし

パンフレット、フリーペーパーなんかも手に入るんです。

 

中でも気に入ってしまったのがこちら。

右側は秋田県のフリーペーパー。

表紙には、米粉で出来た愛らしい犬っこと、大好きな木版画家

池田修三さんの版画が!

スイーツのページはもちろん、街歩きの記事や、ページ角のパラパラ漫画にも

キュンとしてしまいます。

ああ、犬っこまつりに行きたい!秋田犬に会いたい!

 

左のは、青森県弘前市のアップルパイガイドマップ。

様々なお店のアップルパイの写真とともに、それぞれのパイの

甘味、酸味、シナモン度が記されていて、自分好みのはどれかなぁと

真剣に眺めてしまいます。

アップルパイ、食べ歩きたい〜!

 

その土地に行きたい熱が高まっちゃうような、パンフレットなのです。

 

さらに地下には愛知、長野、沖縄の県産品ショップもあるんですよ。

ちょっとした観光気分が味わえておみやげも買えちゃう素敵スポット。

またお買い物しに行きたいなと思ってます。

 

本日のお買い物。

長野県の無添加干し杏が入ったハーブティーは、

真っ赤なローズヒップや、黄色いマリーゴールドの花びら、

青紫の矢車菊の花びらも入って、彩も綺麗!

同じく長野県の干しぶどうは、いろいろなぶどうの品種のものが

ありました。

今回は、種入りのメルローを買ってみましたよ。

食べるのが楽しみです♪

author:スーベニイル, category:おでかけ, 00:38
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はじめましての碧南へ

碧南市。

もちろん知ってはいるけれど、行ったことがなかったんです。

今回はじめて訪れた目的はこちら。

碧南市藤井達吉現代美術館で開催中の『花森安治の仕事』展を観るため。

なんだか予想外にスタイリッシュな美術館!

館内も明るくてとっても綺麗。

気持ちが良さそうなカフェも併設されてました。

 

花森安治といえば『暮しの手帖』の名物編集長。

『暮しの手帖』の愛読者の方に加え『とと姉ちゃん』で知った方も多いのか

多くの人で賑わっていましたが、展示はゆったりと観ることができました。

原画や原稿を見て、改めて凄い才能に驚きつつ、

孫に宛てたかわいらしい絵文字入りの手紙にほんわかしたり

あの独特のカット画がやっぱり好きだなあと思ったり。

大橋鎮子さん(=とと姉ちゃんのモデル)の自伝を読んでいたので

「これが、あの!」と思うものもあってかなり楽しめました。

 

書籍やグッズもいろいろありました。

展示を見て「この表紙のグッズがあったら欲しい!」と思っていたら

クリアファイルがあったので、迷わず購入。

ほかにもいろんな号の表紙がクリアファイルやノートになってました。

 

それにしても、改めて思ったのは

一冊の『暮しの手帖』ができあがるまでには

気が遠くなるほどの、さまざまな思いや努力があるのだということ。

たくさんの人のたくさんの仕事の、

ほんの上澄みの部分が本という形になっていて、

多くの部分は見えていないけれど

きっと社会の大部分はそういうものなのだと思います。

なんだかいろんなことに感謝したくなりました。

 

ちなみに美術館にその名を冠している藤井達吉は

地元出身の明治生まれの美術工芸家。

名古屋の服部七宝店などを経て美術工芸家となり、

小原和紙などの地元の伝統工芸の発展にも力を注いでいたのだとか。

地下にあった常設展でも少しだけ作品が展示されていましたが

ロビーの片隅に置いてあった図録には、魅力的な作品多数。

もっといろんな作品を観てみたくなりました。

 

美術館のお向かいには、こんな歴史的建造物。

職人の仕事が見事です。うっとり。

すぐ近くには『みりんスイーツ』でもおなじみの『九重味醂』さん。

 

日本最古のみりん醸造所の、趣のある建物の一角に直売所がありました。

もちろん食べましたよ、この『みりん屋さんのアイス』。

みりん粕が入っているせいか、冷凍庫から出したばかりでもやわらか。

クラッシュした蕎麦ぼうろが入った『そばぼうろ』、

とってもおいしかったです♪ほかの味も気になるところ。

 

はじめて行った碧南は、古い町並みも残っていてなかなか素敵なところ。

今度は散策しながら、ゆっくり一日過ごしてみたいです。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 17:55
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山のごはん

春になったら行ってみたいなと思っていた『山のごはん よもぎ』さんへ。

このお店、実は12〜3月の冬の間はお休み。

それもそのはず、"山のごはん"というだけあって、お店があるのは

スキー場にも近い標高500メートルの奥伊吹甲津原というところ。

 

運良くランチの予約が取れたので、薬膳ご飯を食べに行ってきました。

辿り着いてみれば、なんだか懐かしい気分になるような山里でした。

築100年の古民家を再生してお店にされているそうです。

お庭の椿は花盛り。

行く途中、あちこちで桜が咲いていたし

山里の春はほんの少しゆっくりとやってくるようです。

よく見たら、ワンちゃんも静かにお出迎えしてくれてました。

入る前から、もうおいしそうな予感がします!いざ店内へ。

 

土間で靴を脱いで上がった店内は、初めて行ってもくつろげる雰囲気。

隅々まで手入れが行き届いている気配がしています。

テーブルの上には月毎に変わるお品書きが置いてあって、

薬膳ご飯に使われている食材の効能も書かれています。

 

お店の方が簡単な説明をしながら料理を出してくれます。

この季節、肝臓の機能を補い、気の巡りを良くして

血を補ってくれる食材がおすすめだそうですよ。

というわけで、まずは前菜。(ちょっとブレてますが…)

スープはあざみと新玉ねぎ。あざみって食べられるんですね!

韓国風の生春巻きには金針菜(きんしんさい)という、初めて知る野菜が。

筍と山菜のピクルス。筍、ピクルスにしてもいい!

鳥のレバーペーストの上にはスミレの花。

すでにちょっとした驚きがいっぱいです。しかも、どれもおいしい。

"薬膳ご飯"と聞いて連想する感じの単調な味じゃなく、味にメリハリを感じます。

 

続いて、おばんざい。

花びらに塩が載ってます。花びらの新しい使い方を知りました。

つくしやオドリコソウなど山菜の天ぷらは、味や食感がどれも違っていて

おいしいだけじゃなく、食べていて楽しかったです。

初めて食べるものが多くて名前が覚えきれず残念…。

左上はヤブカンゾウとシイタケの和え物。

つくしと高野豆腐のあげ巻きに、こごみに自家製マヨネーズ、

それから、はっさくのスパイスマリネ。

 

メインがこちら。

イカ団子と春野菜のくずあん。

葛湯だとちょっと物足りない感じの葛も、お醤油味はいいかも。

まだ肌寒い春先の体もほっこりと温まる感じ。

クコの実と春野菜で彩りも綺麗な椀物でした。

 

そしてご飯と汁物。

お椀の蓋を開けた途端にセリのいい香り!

あおさとなめこも入った薬膳スープ。

そして意外とありそうでないなあという、あさりご飯。

葉わさびの醤油漬けがまた、ぴりりと辛くご飯に合うー。

 

そしてデザート♪

よもぎがたっぷり入ったシフォンケーキに、いちごとクコのジャム。

よもぎ好きにはうれしい、よもぎの風味豊かなケーキでした。

薬草茶を飲んで、からだにいいことをした気分で食事をしめられます。

 

おいしくて体にいいご飯を、ゆったりと味わえて大満足!

料理に使っている野草や山菜は、敷地内で摘めるものも多いのだとか。

おいしいものが敷地内に溢れてるなんて、なんて素晴らしい環境!

旬を取り入れつつ、薬膳を意識して毎月メニューを考えるなんて

なかなか大変な作業だと思いますが、

きっと日々の暮らしに根付いているからこそ可能なんでしょうね。

 

今度は違う季節にもぜひ!訪れてみたいです。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 14:17
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おいしいドイツ。そして桜

先日、ザッハトルテが食べたくなって向かったのは

数年前にa unで知った、ドイツ菓子エイトリィさん。

レンガが敷かれた桜通にある、雰囲気のいいレンガ造りのお店です。

 

表面のぶあついチョコレートと独特のしゃりしゃりした食感、

甘酸っぱいアプリコットジャムとチョコレートとのハーモニー。

時折、なんだか無性に食べたくなるザッハトルテですが、

食べられるお店は意外と少ないんです。

イートインだと、ザッハトルテには欠かせない

ゆるめに泡立てた生クリームも添えてもらえます。

しかも、なんだかおまけも付いてる!

 

私が店内でおいしく頂いてる間にも常連のおばあちゃま達が

「あれ、あるかね?あ、あったあった、ダブルチーズ」

「わたしもダブルチーズ」「あと、コーヒーね」と

お気に入りのケーキがあることを確認してからオーダー。

こんなふうに愛されているお店って素敵です。

きっとダブルチーズもおいしいんだろうなあ。

実は何種類もチーズケーキがあるのにも、こだわりを感じます。

 

そして、ここに来るとついつい買いすぎてしまうのが焼き菓子。

さくさくしたクルミの食感がたまらない『エンガディナー・ヌストルテ』や

ラズベリージャムの甘酸っぱさが癖になる『ヒンベルン』など

まるで呪文のようで名前を覚えられないけれど

どれもまた食べたくなるものばかり。

派手さはないけれど、丁寧に誠実に作られていることがわかります。

 

大好きなエイトリィさんですが、a unツイッターによると

なんと!5月下旬から休業されるそうです。とっても残念でさびしいー。

再開の予定を早く知りたいところですが、まずは休業前にまた行かねば!

気になっている方はどうぞお早めに!

 

そして、こちらも間に合いました。

 

岐阜といえば…な桜の名所。根尾の薄墨桜です。

改めて見ると、やっぱり大きい〜。

「蕾のときは薄いピンク、満開に至っては白色、

散りぎわには特異の淡い墨色を帯びてくる」という薄墨桜。

見る場所や時間帯によって表情を変えていくので

ゆっくりと周りを歩きながら眺めていても見飽きません。

ライトアップ後の方が幻想的な姿を見せるからか、

暗くなってきた頃には、たくさんの人がカメラを手に集まっていました。

 

こちらは薄墨桜とは対照的に、まぶしいくらいの鮮やかさ。

偶然通りかかった桜の群生地。

こんなに紅い桜もあるんですね。

 

いろいろと満喫した、春の一日でした。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 17:45
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