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『平成しんちう屋』へ

先日行ってきた場所はこんなところ。

金魚屋さん?それとも夜店?

いえいえ、実はここは美術館。

とはいえ半分は正解かもしれません。

 

写真は先週末まで刈谷市美術館で開催されていた

『金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋』のなかの

『平成しんちう屋』というインスタレーション。

しんちう屋とは江戸時代に不忍池近くに店を構えていたとされる

日本最古とされる金魚屋の名だそう。

『そのしんちう屋が現代にあったら?』というイメージで

深堀さんのさまざまな作品が一度に見られる作品になっています。

 

会場の薄暗さや、ぶくぶくという効果音もあいまって

たくさんの金魚が泳いでいるような錯覚さえ覚えますが

本物の金魚は一匹もいなくて、すべてアクリル絵の具で描かれたもの。

そのリアルさに思わず誰もが見入ってしまいます。

 

中身が金魚じゃないものもいろいろ。気になります。

すごく見られてる…

思わず「この袋くださいな」なんて言いたくなります。

 

 

木彫りの熊が咥えているのも金魚だ!

 

写真を撮れるエリアは全体の展示のほんの一部ですが

凄さは十分に伝わるのではないでしょうか。

 

制作風景の映像によると、流し込んだ樹脂に金魚(身体の一部)を描く

→固まる→流し込んだ樹脂に金魚(鱗)を描く…といった作業の繰り返し。

何層もそういった作業を繰り返すことで、リアルな金魚が出現します。

 

展示作品を見ていくと、初期の頃は平面的だった金魚たちが

ある年代の頃になると劇的に立体的に!

どこにでも金魚を描けてしまうからこそ、

ウォーキング中に拾った空き缶の上や、安土城のプラモデルの中、

ニトリの食器の中や、人間国宝作の木桶の中にまで現れる金魚たち。

愉快なような、いっそ神々しいような。

 

絵は平面に描かれるけれど、作品は立体。

それではこれは絵画作品なのか立体作品なのか?という問いかけもあり

美しいだけじゃないなにかも作品にはこめられているようです。

作品には金魚だけじゃなく、金魚のフンまで描かれていたり。

 

ライブペイントで描かれた屏風も展示されていました。

ひらひらの尻尾も勢いがありますね!

 

 

会場のあちこちにいろんな金魚。

茶室でのお菓子も金魚モチーフのものでした。

 

そしてやっぱり、金魚といえば弥冨!ですよね。

こんなポスターも貼られていました。ふむふむ。

 

ちなみに深堀さん、名古屋出身だそうですよ。

そんなご縁もあるからでしょうか、

今週末には弥冨でも作品展示やトークショーがあるようです。

気になる方はこの機会にぜひ!

わたしも金魚最中を買いに弥冨に行きたいです。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 19:03
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