RSS | ATOM | SEARCH
満喫♪ジビエランチ

あちこちで金木犀が香る、いい季節。

いろんなものがおいしい季節ですが

「そろそろジビエのおいしい季節なのでは…」と

前から気になっていた、谷汲の里山きさらさんへ行ってきました。

 

お隣の喜更さんでお蕎麦を食べたことはあるものの、

シャルキュトリー・レストランである里山きさらさんは今回はじめて。

最近よく耳にするようになったジビエとはフランス語で

『狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉』を意味する言葉。

そしてシャルキュトリーはハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどの

『食肉加工品の総称』だそうですよ。

(以上、くいしんぼう豆知識でした。)

 

窓辺にはお花。谷汲ならではの森がすぐ近くに拡がっています。

暖かい日なら、テラス席も気持ち良さそう!

あれはきっと、おいしい生ハムになるんだろうなあというお肉が

隅に吊るされていました。

おいしいものが出てきそうな予感にわくわくします。

 

ハンバーグやカレー、ロースト重など

おいしそうなランチがいろいろで気になりましたが

私が今回食べたのは、シャルキュトリーコース。

グラスワインの赤も頼んで、準備は万端!

自家製(!)の肉厚スモークサーモンサラダから始まって

コンソメスープに

盛り沢山な、シャルキュトリー盛り合わせ。

鹿の生ハムはわかったけれど、説明がなかったので

ハムやテリーヌの詳細は今ひとつわからないままで残念。

添えられた赤たまねぎのコンフィチュールがまた、いい仕事しています。

パンにも自家製のパテが添えられています。嬉しい♪

バジル入りのパンもおいしかったー。

数種類のリゾットとパスタから好きなものを選べますが

今回は鹿肉のボロネーゼを。お肉ごろごろでボリュームたっぷり。

わー、ワインも頼んでおいて良かったー。とっても合います。

 

そしてコーヒーとデザート盛り合わせまで。

こちらも説明がなかったものの、おそらく

スイカのグラニテと紫いものタルトとプリン。

こんなに盛り沢山で大満足のコースですが

実は税抜で¥2,000なんですよー。もう大満足でした♪

ちなみに¥1,000プラスすると、メインの肉料理が付けられます。

もうお腹がいっぱいだったので

一口だけ鹿のローストを分けてもらいましたが

焼き加減も良くておいしかったです!

臭みはまったく気にならず、どれもおいしく頂きましたが

メニューにはおいしそうな美濃けんとんもあるので

もしジビエが苦手な方と行っても大丈夫そうですよ。

 

冷蔵ケースではシャルキュトリーもいろいろ売られていて

「さっき食べたのは、これかな?」ってのがそれを見て分かりました。

モーニングもあるし、ほかのランチメニューも食べてみたいし

ぜひまた行ってみたいお店です。

 

そして、この季節にここまで来たら、せっかくだから寄りたいお店が。

そう、私たちの大好きな揖斐菓匠庵 みわ屋さん。

今年もあの利平栗の渋皮煮を買いたい!

残りわずかでしたが、無事に買えました!良かったー。

毎年見ても驚く大きさ!

そしてやっぱりおいしい♪

店内には栗きんとんに栗おはぎ、栗きんとんが入ったしらゆき餅など

ほかにも魅力的な栗のお菓子が並んでましたよ。

写真撮らずに食べちゃいましたが、なんと栗きんとんの1.5倍の栗を

使っているという、お店の方おすすめの栗おはぎもおいしかったです。

 

本当に、いつもに増してお腹が忙しい季節。

秋はまだまだこれから!がんばれ、お腹!

author:スーベニイル, category:ごはんとおやつ, 17:07
comments(0), trackbacks(0), - -
【全国銘菓:岐阜県】すや 『栗きんとん』

岐阜の秋といえば、柿と栗。

中でも人気なのは、栗を使ったお菓子、『栗きんとん』ではないでしょうか。

栗きんとんと言うと、県外の方は“お正月のおせち料理に入っている、

栗の甘露煮にまとわせた、甘〜い栗あんやサツマイモあん”を

思い浮かべるかもしれません。

和菓子の栗きんとんは、栗に砂糖を加えて炊きあげ、裏ごしして

茶巾絞りにしたものです。

 

栗きんとんで特に有名な岐阜県中津川市は、栗きんとん発祥の地とされ、

栗きんとん販売店とそのお店の栗きんとんが詳しく紹介されているMAPが

中津川観光センターにぎわい特産館などで手に入ります。

各店の栗きんとんがセットになって一度に味わえる『栗きんとんめぐり』という

素敵すぎるセットも販売されています。

 

同じ栗きんとんでも、栗粒の大きさや量、甘さやしっとり具合など、

それぞれのお店で全く違う味わい。

我が家のお気に入りのお店もいくつかあるのですが、すやの栗きんとんも

そのうちのひとつ。

毎年9月1日の新栗の栗きんとん発売を、心待ちにしています。

 

この包みを手に帰るのが、どんなに嬉しいことか!

 

元禄年間創業のすや。

箱には、中山道に立つ藁葺屋根の茶店が描かれています。
でも、創業当時は今のように和菓子舗ではなく、お酢を商うお店だったそうです。

だから店名が、酢屋→すやなのですね。

そういえば、以前、県外からやって来た知人が、

看板に右から書かれた店名を見て、「やす?」と呟いたので、

「“すや”だよ。」と教えると、「店主の男の人の名前かと思ったー!」と言うので、

2人で大笑いしてしまいました。

 

待ち遠しかった、秋1番の栗きんとんは、

薄紙の包みを開けるのさえ、もどかしく思うほど・・・。

 

すやの栗きんとんは、少ししっとりめ。

口の中でほろりと解けて、まったりと舌を包み込む、栗よりも栗らしい

秋の里山の味。

舌の上に残った栗粒がまた、程よい大きさで、それを噛みしめつつ、

最後まで栗の余韻に浸ることが出来ます。

 

日持ちは3日となっていますが、保存料などを一切使っていないので

だんだんと水分が抜け、味も落ちてしまいます。

一刻でも早く頂いた方が美味しく頂けますよ!

 

 

すや

岐阜県中津川市新町2-40
TEL : 0573-65-2078 / 0573-66-2636
フリーダイヤル:0120-020-780

author:スーベニイル, category:全国銘菓:岐阜&東海地方, 00:08
comments(0), trackbacks(0), - -
雨だって、10月のサンビル!

今日は、第3日曜日。

岐阜 柳ケ瀬商店街で開催される、サンデービルヂングマーケットの日です!

毎月第3日曜日に、ハンドメイドの作品や、おいしいご飯に

おやつのブースなどなどが、アーケードの下にズラリと立ち並びます。

 

先月は生憎の台風でしたが、今日も雨。

だけど、柳ケ瀬にはアーケードがあるので、こんな日でも傘をささずに

見てまわれるのが嬉しい♪

 

真っ先に向かうのは、やっぱりお菓子屋Riettoさん。

今日は秋らしいお菓子がいろいろと並んでいましたよ!

ごまがいっぱいの鳴門金時のフィナンシェ、初めて目にしたのですが

とっても美味しそう。

楽しみにしていた栗のマドレーヌもありました。

ころんとした栗の形が愛らしいこのマドレーヌ、あの美味しいみわ屋さんの

利平栗渋皮煮を使っているのですよー。

緑茶のブールドネージュと、レモンのウィークエンドも買っちゃいました♪

 

今日は姉の大好物、パリブレストもありました!

パリッパリのアーモンドスライスがトッピングされたシュー皮は、

サックリと香ばしく、中には濃厚なアーモンドキャラメルバタークリームが

サンドされています。

久々に食べられて嬉しいなぁ!

 

妹は、先月食べてお気に入りとなった、レモンのケーキを。

ほわほわスポンジに、ちょっぴり酸っぱめのレモンクリーム。

やっぱり今日も美味しい!

 

 

続いて、前回も気になっていた、クグロフと焼き菓子のお店 kougeさんへ。

昭和レトロな可愛いお店には、フランスの伝統菓子クグロフや、

スコーンなどが並んでいました。

 

クグロフ推しのお店なんて珍しい!

それに、岐阜のおいしい卵をたっぷり使った、ふわふわもっちり食感の

クグロフなんですって!

かぼちゃとマロン、それと珍しいティラミス味のを選んでみました。

ああ、食べるのが楽しみ〜♪

 

 

すぐお隣は、ともみジェラートさん。

今回と来月のサンビルを最後に、しばらくは京都のお店に力を

注いでいくのだそうです。

岐阜でともみさんのジェラートが食べられるのもあと2回かと思うと、

どれにしようか選ぶのもいつも以上に真剣になってしまいます。

岐阜上石津の、銀寄と利平、2種の栗の渋皮煮を使ったジェラートと、

沖縄パイナップルのに決めました!

ジューシーなパイナップルも美味しかったけど、栗の方はさらに美味しかった!!

和栗のモンブランを食べているようでした。

 

ともみさん、来月も行きますからねー!!

 

 

先月は台風のせいでお休みだった、兵庫県のジャム屋さん

as ... as possibleさんへも寄りました。

今日は一段と種類が多くて、また悩んでしまいました。

連れて帰ったのは、ユニークなぶどうのジンジャーエールシロップ!、

それに珍しい果物 ポーポーのジャム、

白桃と黄桃のミックスジャムに島バナナとグリーンレモンのジャム、

かぼちゃラムレーズンジャム。

あれもこれもという気持ちをグッと堪えても、やっぱりいくつも

買ってしまう魔性のジャムたちです。

 

 

そして、今日のお昼ご飯。

ちょっと肌寒いので、体を温めるカレーに決定です。

久々に、カレーの文化屋食堂さんへ!

高島屋南口から先、大通りに出る少し前の左手にあります。

 

インド音楽の流れるちょっと薄暗い店内は、カレーの香りに満ち、

カウンターにはインドに関する本がいっぱい。

こじんまりとした、落ち着く空間です。

 

姉は、4種類のカレーの中で1番辛い、覚醒カシミールをチョイス。

プレートの真ん中が、そのカレー。骨付きの鶏肉がゴロンと入っています。

辛いけれど美味しい!

ピクルスとターメリックライスで舌を休ませながら頂きます。

左側は週替わりのカレーで、今日はさっぱりとしたヨーグルトのカレーでした。

冷え性の姉は、鼻の頭にちょっとだけ汗をかくくらいですが、

人によっては滝のように汗が出るらしいです。(笑)

 

妹は、2番目に辛い、ガラム・ガラム・ガラム。

じんわりと辛い、鶏のミンチのカレーです。

こちらも、とってもスパイシー。

辛さとともに、身体もじんわり温まります。

こちらも週替わりカレーとピクルスがついています。

 

顔を合わせるといつも笑顔で手を振ってくれる、マスターの柴田さん。

今日もいい笑顔でした!

 

 

カレーを食べて元気を充電したら、またサンビル散策です。

 

鉱石好きの姉は、anela hiloさんで、クリスタルの結晶を

そのまま使ったピアスを発見。

角度によって、キラキラっと虹色の光が見えて綺麗!

控えめな輝きが素敵です。

 

 

妹は、mayunaさんで、糸を編んだ繊細なデザインのピアスをお買い上げ。

ちょこんとあしらわれた淡水真珠も可愛らしい。

左右で形が違うのもお洒落です。

 

 

今日は、本部近くが賑わっていました。

何故なら、お隣のロイヤルビルに、新しいお店が続々とオープンしたからです!

ロイヤル劇場やBLUE BLUE GIFU、和菓子のツバメヤさんなどが

入っているビルです。

2Fでは、スクリーンプリントや缶バッジ作りのワークショップもあって

ちびっ子連れのお母さんも多かったです。

姉は、窓際のPisara Toivoa Jewelryさんというアクセサリーのお店が

すっかり気に入ってしまいました。

天然石を使った、繊細で品のあるデザインの気になるピアスが

いっぱいでした。

本オープンは、11月3日だそうなので、またゆっくり見に行こうと思います。

 

またまた柳ケ瀬が賑やかになりますね!これからが楽しみです♪

 

 

そんなロイヤルビル1Fのツバメヤさんで12時から限定販売された栗きんとん、

無事買うことが出来ました!

岐阜県山県市で収穫された無農薬の利平栗と、ごく少量の種子島産の

粗糖だけで作られているそうです。

一般的な栗きんとんと比べて、ふっくらと丸みを帯びた形で大きい!

作りたてだからでしょうか。口元に近付けたら、ふわんと栗の香りがしました。

しっとりめでふわっと柔らかく絞られていて、その滑らかさは

まるで栗クリームのようです。

栗の粒々も入っているのですが、これがまた今まで見たことが無い細かさ!

なんと1〜2mm程なのです。

今まで沢山の栗きんとんを口にして来ましたが、こんなに繊細な栗きんとんは

初めて!ちょっとした衝撃でした。

食べることが出来て、本当に良かったです。

author:スーベニイル, category:柳ケ瀬いろいろ, 23:28
comments(0), trackbacks(0), - -
エルメスの手しごと展 〜その2〜

いよいよ最後のお部屋です。

 

次は、ネクタイ縫製の職人さん。

正方形のシルク地に、ネクタイ2本分がシルクスクリーンプリントされています。

これはロールで刷り上がったものを切った状態。

プリントされたネクタイ型に裁断する時には、数枚を重ねて

いっぺんにカットするのだそう。

 

普通のネクタイでは、裏地を全面に使っていますが、エルメスでは裏地は

大剣と小剣の先の方だけに使い、内側に3枚重ねにしたウールと綿の芯地を

張っています。

そうすると、ふんわりとしたボリューム感が出るそうです。

白っぽい芯地に比べて、ネクタイの生地がずいぶん大きめ。

一度折り込んで芯地を包むことで、少し重さが出て、ネクタイを締めた時に

程良い重さで下がるのだそう。

 

こちらの職人さんは、在宅で、ここからの手縫いの作業を担当されています。

芯地には、"N6"のスタンプがポンと捺されています。

(よく見ると画像の下の方に写った芯地に捺してあります。)

Nは、お宅のある地名のイニシャルです。

人の作り出すものなので、時には何か間違いのあることも・・・。

そうした時に、誰が担当したものなのかがすぐに分かるようになっているのです。

ただ、誰なのかを突き止めて罰するためでなく、一人で作業すると

いうこともあって、気づかずに間違いが癖になってしまうのを

防ぐためなのだそうです。

 

芯地を包み込んだら、1本の糸だけで縫い上げて行きます。

そうすることで、しなやかな使い心地になるそうです。

指定の長さちょうどに収まるように、台には目印の線が引かれていました。

少しづつネクタイの長さも調整しながら、仕上げて行きます。

 

 

いよいよ、エルメスといえば!のスカーフ、"カレ"の縁かがり職人さんです。

色とりどりのカレ。

この最後の仕上げが、この職人さんの仕事。

 

台の上に裏側を上にして張ったスカーフの端を、くるくるっと巻き込んでから、

シルク糸を使って、だいたい1cmくらいの間隔で巻き縫いして行きます。

縫い目が表に出ないように、巻いた縁がつぶれないようにふんわりと。

最初の玉止めはせず、最後も玉を作らずそのまま針を抜いて、

布端に巻き込んでしまいます。

新しく糸を足すときにも、ほどけないように数針分同じところを

縫ってから縫い進めます。

そうすると、スカーフの端のどこを触っても、玉止めのゴロっとした感触が

しないからなのだそう。

そんなささいなところにも拘りが感じられます。

ちなみに、1枚のスカーフの縁をかがるのには、45分程かかるそうです。

 

一番最後の仕上げは、角の処理。

伸びやすい綾織の生地なので、きちんと90度に仕上げるのは難しいのだとか。

角の嵩張る生地は、チョキンとハサミで切り落とします。

角は巻いた後、針でこすってシャープに。

美しく仕上がっています!

 

 

そんなスカーフをプリントするのに欠かせないのが、

シルクスクリーン製版の職人さん。

大きなタブレットを使って、デザインデータを色別に分解します。

 

デジタルだからといって、簡単に分けられる訳ではなく、

タッチペンで、細い輪郭線をトレースしたり、濃淡やぼかしなどの効果も

付け加えて行きます。

 

例えば、このカラフルなデザイン、一体何色使われているのでしょうか?

ずいぶん多そうです。

シルクスクリーンの版は、1色につき1版作ります。

だから、30色使われたデザインなら、30色分の版に分ける作業が必要になります。

 

 

版が作られたら、シルクスクリーンプリント職人さんの出番。

真っ白なシルク地を台に張って、フレームに張られたメッシュ状の版を乗せます。

1色目のインクを端に乗せて、ゴム製のスキージーで刷り込みます。

インクは、版のメッシュを通ってシルク地にプリントされます。

それが終わったら、また次の版とインクを使って・・・と同じ作業を

デザインに使われた色数の分だけ繰り返して行きます。

 

たくさんのインクの容器が並んだ棚。

なんだか職人さんがバーテンダーに見えて来てしまいました。(笑)

"人を酔わせる"という意味では、共通しているのかも!?

 

KITTEの会場は、これでおしまい。

一流の職人さんの仕事が目の前で見られて、質問にも答えてもらえるし、

運が良ければいくつかは体験もさせてもらえます。

いつまで眺めていても飽きないので、時間さえあれば1日中見ていたい!

本当に入場料無料でいいの?と思うくらい、贅沢な時間でした。

 

それに、職人さんもスタッフの方々も皆、素敵にカレを巻いているのが

印象的でした。

しかも、誰一人として同じ巻き方の方が居ないのです。

それぞれがさり気なく巻きこなしている姿を見ていたら、

自分もカレが欲しくなってしまいました。

 

興奮さめやらぬ気持ちで、このままジェイアール名古屋タカシマヤ3Fの

エルメスのお店へ!

もう、何かしら買って帰りたい!!というのもやまやまですが、

残念ながらそんなご身分ではありません。

名古屋会場では、タカシマヤのエルメスで「サンルイ ペーパーウェイト展

2017」を開催中。

こちらで、クリスタル職人さんの仕事を360°VR映像で見られるのです。

勇気を出して、ラグジュアリーな空間へ足を踏み入れてみると、

お店の右奥に、美しいガラスのペーパーウェイトが並んでいました。

直径10冂の球体の中に、細かな花びらが重なり合う花が咲いていたり、

ビーズを敷き詰めたようなカラフルな世界が広がっていたりと、

眺めていると眩暈を起こしそうな細工の数々・・・。

すると、スタッフの方がVRの案内をしてくださいました。

椅子に座ると、エルメスのオレンジの紙箱から取り出されたのは、

VRに皮脂が付かないように、目元に着けるマスク!

横長に穴が空いたそれを目にあててから、VRのマシーンをつけます。

広い工房の中で、職人たちの働く様子が、まるでそこに居るかのように

感じられました。

吹き竿の先に溶けたガラスを巻き取る作業、竿に息を吹き込みながら回して

ガラスを膨らませる作業など、それぞれの作業を専門の職人さんが

分担しているそうです。

 

 

見応えたっぷりの今回の展覧会でしたが、日本での開催は

「手仕事やモノ作りについてあらゆる観点で理解の深い国だから」という

理由なのだとか。

なんて嬉しいコメントなのでしょう!

 

とにかく、まだ見に行っていない方は是非!!

エルメスファンでなくても、モノ作りに興味のある方は存分に楽しめますよ。

 

 

そういえば、夏の終わりに「ツイリー ドゥ エルメス」という新しい

フレグランスが発表されたのですが、タカシマヤではコスメフロアを

通る人々に、香りを吹きかけたあるものを配っていました。

普通なら、ムエットやリーフレットだと思いますが、

エルメスでは、ロゴ入りのあの茶色いリボンだったのです!

エルメス、とことんお洒落だなぁと感心していたところに、今回の手しごと展。

すっかりエルメスにハートを掴まれてしまいました。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 15:26
comments(0), trackbacks(0), - -
エルメスの手しごと展 〜その1〜

とっても楽しみにしていた、エルメスの手しごと展を観に行って来ました。

 

3月に東京 表参道で開催され、大好評だった展示が、ついに名古屋へ!

フランスのアトリエから11人の職人さんたちがやって来て、

その仕事ぶりが目の前で見られるという、貴重な機会。

どうして行かずいられましょうか!!

 

会場は名古屋駅直結のKITTE名古屋 3F。

2F通路から大きなポスターがズラリと貼られていて、わくわくドキドキ・・・。

 

入り口では、リーフレットと、ちびっ子の見学用に作られた

首から下げられる紐つきのかわいい冊子がもらえます。

さらに、『エルメスの世界』という豪華な冊子まで!

 

会場を入ってすぐに観られるのは、石留め職人さんの仕事。

隙間なくダイヤモンドで埋め尽くされた、馬頭のデザインのブレスレットに

小さな小さなダイヤを留めていく作業。

なんと、カットやサイズの違うダイヤが2,500粒以上使われるそうです!

 

これは別の宝飾品ですが、こんな風に宝石をひとつづつ置いていくための

穴が無数に空いています。

こんな小さな穴にどうやって宝石を置いていくのかというと、

キリのように先の細いピンセットに唾を付けて、石をくっつけてつまむのだそう。

石を置いたら、針状の道具で土台の爪を起こし、石の上に被せて固定します。

1時間で留められるのは、だいたい10個程だそうです。

想像しただけで気が遠くなりますね。

 

とても細かい作業のため、たびたび顕微鏡を使うそうです。

見学者も、代わる代わる覗かせてもらえました。

細かい!それにライトが当たると宝石が眩すぎて、文字通り目が眩みます。

すぐに目が疲れてしまいそう・・・それに、とても根気が要る作業。

ずっとこんな作業が続けられるなんて凄いです。

 

 

次は、時計職人さん。またまた細かい作業です。

シンプルなもので100個、複雑なものだと1,000個以上のパーツが

使われているそうです。

複雑な仕掛けの腕時計は、やっぱりその分厚みがありました。

 

台の上には、小さなパーツや、いろいろな形のビスを留めるためのドライバーが

何本も並んでいます。

持ち手のところが色分けされていて、どの種類のドライバーなのかが

すぐに見分けられるようになっています。

 

仕事を始めたばかりの頃は、肩に力が入って疲れやすかったけれど、

慣れるにしたがって余分な力をかけずに作業出来るようになり、

楽に仕事が出来るようになったのだとか。

細かい作業には、単眼レンズを使うようです。

レンズに、カチューシャみたいなC型の支えが付いたもので、

額にはめて固定します。

片目をギュッと閉じて見たりはせず、レンズの無い方の目は開けたまま。

レンズを付けた方の目と交互に手元を覗くそうです。

 

 

今度は、磁器絵付け職人さん。

陶器のタイルの上で、パレットナイフを使い、顔料を潰したり、

溶剤に溶かして混ぜ合わせたりします。

滑らかさが均一になったら、筆を使って絵付けをして行きます。

小指を支えにして慎重に!

 

塗り終えたところや、色を入れない部分は、専用のニスを塗ってカバーします。

これは後で剥がすことが出来るそうです。

 

この豹なんて、お腹の部分のふわふわっとした毛並みの感じがよく出ています。

これも全部手描きなのですね!

 

 

2つ目のお部屋の1番手は、手袋職人さん。

色鮮やかに染められた革がズラリと並べられています。

とっても柔らかそう!

 

その柔らかさを出すためにも重要な作業が"デペサージュ"。

スポンジで革を湿らせてから、手やヘラを使って一定方向に伸ばして行きます。

手袋の場合は、手首から指先の縦方向に伸ばしきっておいて、使っているうちに

伸びて型崩れすることのないようにしているのだとか。

手の幅の横方向は、手の動きに合わせてストレッチが効くくらいの伸ばし具合。

革がだんだん薄く、滑らかに伸ばされて行く様子は、確かに説明通り

パイ生地みたいでした。(笑)

伸ばすほどに艶が出て、しなやかになって行きます。

よく良い手袋は、「肌に吸い付くようだ」とか「肌そのものだ」と言いますが

こういった作業があってこそなのですね!

 

この後、手袋のすべてのパーツが収まる大きさに切り揃え、

"鉄の手"と呼ばれる抜型を使って裁断されます。

 

 

お次は、エルメスファン垂涎の皮革職人さん。

台の上には、組み立て途中の、エルメスオレンジのバーキンが横たわっています。

 

蜜蝋で滑りを良くした麻糸の両端に針をセットしたら、

両足の間に挟んだ台で革を固定して縫って行きます。

革通しを使って糸を通す穴を空けたら、両面からひと針ずつ糸を交差させる

"サドルステッチ"です。

もちろん、馬の鞍を縫うのもこのステッチ。

 

 

ということで、続いて、鞍職人さんです。

美しく、しかも馬と乗り手の体型にぴったりとフィットする鞍が

バッグと同じく、手縫いで作られて行きます。

パーツは出来る限り軽量になるよう、工夫されています。

 

強度の高いサドルステッチですが、使い続けているうちに糸の一部が

擦り切れてしまうことがあっても、糸が交差するように縫われているため

縫い目がほどけることは無いそうです。

 

もともとは馬具工房として始まったエルメス。

現在も変わらず、伝統的な製法で鞍が作られ続けていることに驚かされます。

 

 

 

まだまだ見所たっぷり!

〜その2〜に続きます。

author:スーベニイル, category:おでかけ, 15:19
comments(0), trackbacks(0), - -